国産畳と中国産畳の違いとは?

畳を新調したり、張り替えを検討していると、「国産畳」と「中国産畳」の違いが気になる方も多いのではないでしょうか?
価格だけで選ぶと後悔することもあるため、それぞれの特徴をしっかり理解して、自分に合った畳を選ぶことが大切です。
今回は、国産畳と中国産畳の違いや、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します!
国産畳とは?
国産畳とは、日本国内で栽培・製造された「い草」を使用して作られた畳のことを指します。
主に熊本県産のい草が有名で、品質の高さに定評があります。
国産畳のメリット
・香りが良く、癒し効果が高い
・い草の繊維が細かく、肌触りがなめらか
・耐久性が高く、色あせしにくい
・品質管理がしっかりされている
国産の畳に使われているのは、日本国内で育てられたい草。このい草は茎が太くて色合いが均一なのが特徴で、見た目がとっても綺麗。
さらに、畳を敷いたときに漂うあの癒しの香りも強く、和の雰囲気を存分に楽しめます。
国産畳のデメリット
・中国産に比べると価格が高い
・一部地域では取り扱いが少ないことも
中国産畳とは?
中国産畳は、中国で栽培・製造された「い草」を使って作られた畳です。
価格の安さから、多くの量販店などで扱われています。
中国産畳のメリット
・国産に比べて価格が安い
・手頃な価格で大量導入できる
中国産の畳に使われているのは、中国で生産されたい草です。コストを抑えられる分、茎がやや細めで色ムラが出ることもあります。
ただし、最近は品質も向上してきており、価格と品質のバランスを重視する方には良い選択肢かもしれません。
中国産畳のデメリット
・香りや質感が国産に比べて劣る
・耐久性や色あせの面でやや不安あり
・品質にばらつきがあることも
気になるお値段の違い
やっぱり価格は重要なポイントですよね。国産の畳は、手間をかけて丁寧に作られている分、価格は少し高めです。
一方、中国産の畳は、手頃な価格で購入できるのが魅力。
たとえば、
国産の畳:一畳あたり約1万~2万円
中国産の畳:一畳あたり約5千円~1万円
コストを抑えたい場合は中国産、長く使いたい場合は国産、といった使い分けもありですね。
耐久性と仕上がりの違い
国産の畳は、職人さんが一枚一枚丁寧に作っているので、畳の目がしっかり詰まっていて仕上がりが美しいんです。
そのため、耐久性も高く、10年以上使っても良い状態を保ちやすいのが特徴です。
それに対して、中国産の畳は大量生産されることが多く、国産に比べてやや耐久性が劣ることも。
ただし、数年単位での交換を前提とするなら、コスパ的に良い選択肢です。
安全性や環境への配慮

最近は、畳にも安全性を求める方が増えています。
国産のい草は、農薬や化学物質の使用が少ないため、安心して使えます。また、どこで作られたかが明確です。
一方、中国産の畳は、場合によっては防腐剤や農薬の使用量が多いこともあるため、
信頼できるメーカーや販売店から購入することが大切です。
畳を選ぶときのポイント
畳を選ぶ際には、以下のポイントを意識しましょう。
・長く使いたいなら国産畳がおすすめ
・コスト重視なら中国産畳も検討を
・使用する部屋(来客用・寝室・子供部屋)によって選ぶ
・畳店に直接相談し、実物を見て判断するのも大切!
まとめ
畳は生活に安らぎを与えてくれる素敵なアイテム。
国産と中国産、それぞれにメリットがありますが、あなたのライフスタイルやこだわりに合わせて選ぶことが大切です。
畳の交換を考えているなら、地元の畳店や専門業者に相談してみるのもいいですよ。
プロのアドバイスをもらえば、きっと満足のいく畳選びができるはず!
あなたの家にぴったりの畳が見つかりますように。
畳職人からの一言!

国産畳は効能もあり、香りもいいのでおススメです!
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