梅雨時期に注意!畳のカビ対策と正しいお手入れ方法

梅雨の季節は、湿気が多くなり、畳にとっては最もカビが発生しやすい時期です。気づかないうちに畳の表面に白い粉のようなものが…それはカビかもしれません。
この記事では、「畳の梅雨時期のカビ」にまつわる原因や対策、お手入れ方法を、畳専門店の視点から丁寧に解説します。大切な和室を守るために、ぜひ参考にしてください。
なぜ梅雨に畳がカビやすくなるの?
畳は「い草」や「和紙」などの天然素材で作られており、空気中の湿気を吸収する性質があります。
このため、湿度が高い梅雨の時期には畳が水分を多く含み、カビが繁殖しやすい状態になります。
特に以下のような状況では注意が必要です!
・部屋の換気が不十分で空気がこもりがち
・畳の上にカーペットや家具を長時間置いている
・掃除の頻度が少なく、ホコリや汚れが溜まりやすい
カビは「湿度」「温度」「栄養(ホコリや皮脂など)」がそろうと発生します。
つまり、普段の生活習慣がカビを招く要因になることもあるのです。
畳のカビ対策5つのポイント
1. 定期的に換気する
雨の日でも、1日数回は窓を開けて空気の入れ替えを行いましょう。
換気扇やサーキュレーターを使って空気を循環させるのも効果的です。
2. 除湿器やエアコンの除湿機能を使う
室内の湿度が60%を超えるとカビが発生しやすくなります。
梅雨時は除湿器やエアコンの「ドライ」機能を活用し、湿度を50%前後に保ちましょう。
3. 畳の上にものを置きすぎない
家具やカーペットの下には湿気がこもりがちです。
通気性を良くするために、スノコや足付きの家具を使いましょう。
4. こまめな掃除が大切
畳の目に沿って掃除機をゆっくりかけることで、ホコリや皮脂などカビの栄養源を取り除けます。
週に1〜2回の掃除を習慣にしましょう。
5. 天気の良い日は乾拭き
晴れた日には、乾いた雑巾で畳を拭いたり、アルコールスプレーを布に含ませて軽く拭くと殺菌効果もあります。
カビが生えてしまった時の対処法
もしカビが発生してしまった場合は、以下の手順で対応してください。
軽度のカビの場合
✅消毒用アルコール(70%以上)をスプレーし、柔らかい布で畳の目に沿って拭き取ります。
✅拭いた後は必ず乾いた布で水分を取り、扇風機やサーキュレーターでしっかり乾燥させましょう。
重度のカビの場合
✅畳表に広範囲にカビが発生している場合、表替えや畳の新調を検討しましょう。
✅市販のカビ取り剤は、畳素材を傷める恐れがあるため、使用前に目立たない場所でテストを。
畳を守るための生活習慣
カビ対策は日々の習慣が重要です。以下を意識することで、畳の劣化を防げます。
・雨の日でも定期的に空気を入れ替える
・家具や布製品の下に湿気がこもらないように工夫する
・サーキュレーターで室内の空気を循環させる
・直射日光が畳に当たりすぎないよう、レースカーテンなどで調整する
直射日光は畳の変色や乾燥による割れの原因になります。適度な光は必要ですが、強すぎる日差しには注意しましょう。
まとめ:カビ知らずの快適な畳ライフを!
梅雨時の湿気は避けられませんが、日頃の工夫次第で畳のカビは防ぐことができます。
こまめな換気・掃除・除湿を心がけて、大切な畳を清潔に保ちましょう。
万が一カビがひどくなった場合は、無理にこすらず、早めに畳専門店へ相談するのが安心です。
張り替えや表替えをすることで、快適で美しい和室がよみがえります。
湿気の多い季節も、快適な畳空間でリラックスした時間を過ごしましょう!
畳職人からの一言!

畳は、カビが発生してしまうかもしれません。が、その分湿気を吸ってくれてお部屋の環境が良くなってます!
正しいお手入れをしていただき、快適に使ってほしいです!
LINEでオンライン見積もり
LINEでお問い合わせを受付中!
オンライン見積もり無料!以下のリンクから公式アカウントを友だち追加して、畳のことで分からないことや相談したいことがありましたら、トークルームからお気軽にお問い合わせください。メッセージをお待ちしています。