【畳の交換方法】表替え・裏返し・新調の違いとは?|選び方とタイミング

畳は長く使える床材ですが、定期的なお手入れや交換 が必要です。
交換方法には 「裏返し」「表替え」「新調」 の3種類があります。
それぞれの違いやタイミングを知っておくと、無駄な出費を防ぎつつ、快適な和室を保てます。
畳の「裏返し」とは?

🌟特徴
・畳表(い草の部分)をひっくり返して、裏面を表に出す方法
・芯材(畳床)はそのまま使う
✅メリット
・料金が最も安い
・新しい畳表を使わないためエコ
・畳の香りや色が復活
🔸タイミング
・畳を新調または表替えしてから 3~5年程度
・シミや日焼けはあるが、破れや大きな傷がない場合
畳の「表替え」とは?

🌟特徴
・畳床はそのまま使用し、畳表と畳縁だけを新しくする方法
✅メリット
・畳が新品同様の見た目に
・芯材を再利用するため、新調より安価
🔸タイミング
・裏返しをしてから 4~5年程度
・畳表がすり減って毛羽立ちや穴が見られる場合
畳の「新調」とは?

🌟特徴
・畳表・畳床・畳縁のすべてを新しく作り直す方法
✅メリット
・寸法をぴったり合わせられる
・部屋の断熱性・防音性も改善
・下地(畳床)のへたりや凹みも解消
🔸タイミング
・使用から 10~15年程度
・畳床がヘタって柔らかい、沈む、カビや臭いが取れない場合
畳交換方法の違い
【裏返し】
・費用:安い
・交換する部分:畳表を裏返すだけ
・耐用年数の目安:3~5年
・特徴:色や香りが戻る、最も手軽な方法
【表替え】
・費用:中くらい
・交換する部分:畳表と畳縁
・耐用年数の目安:4~5年
・特徴:見た目が新品同様になる
【新調】
・費用:高い
・交換する部分:畳表・畳床・畳縁すべて
・耐用年数の目安:10~15年
・特徴:寸法ぴったりに作り直せて性能も改善
まとめ
・裏返し → 表替え → 新調 の順でメンテナンスするのが基本
・それぞれのタイミングを守れば、畳の寿命は15年以上に
・状態や予算に合わせて、最適な方法を選びましょう
畳職人からの一言!

畳は表替えや裏返しを適切なタイミングで行えば、新調までの寿命をしっかり延ばせます。
逆に放置するとカビや傷みが進み、新調しかできない状態になってしまうことも。
畳の状態チェックは無料で行っていますので、お気軽にご相談ください!
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